ご近所紹介ちょっとお出かけ>令和7年(2025)>鹿と猿が主役、屋久島

ALPHA-SPACE55

鹿児島県
鹿と猿が主役、屋久島

撮影/令和7年12月7日
■ちょっとお出かけ■
も く じ


ちょっとお出かけ・全項目
京都へお出かけ 奈良へお出かけ
兵庫へお出かけ 大阪へお出かけ
滋賀へお出かけ お花畑やお花見・紅葉
おいしいお店 釣りにお出かけ
お出かけリンク集 ソフトクリーム
市民向け・土木構造物の見学見学リスト
気ままに美術展

▼前(醍醐寺 /次(2026初詣)▲


上記は広告です
下のボタンを押すとご覧のページを
facebookシェアーすることが出来ます


三度目の正直

■2015(H27)年7月に屋久島への旅行を予定していましたが、

5月に口永良部島が噴火し島民が屋久島に避難。

旅行はキャンセルしました。

2019(R01)年7月、再び屋久島旅行の計画をしましたが、

台風がやって来たので断念するハメになりました。

■そして今回、三度目の正直でようやく屋久島に行くことが出来ました。

おまけに三日間とも100%の快晴。

縄文杉を観に行く根性と体力はありませんでしたが、

鹿やお猿さんに何回も行方を阻まれながらも屋久島を一周しました。

印象的だったのは種子島の南方から昇る日の出と

トカラ列島に沈む夕日。

屋久島の自然を満喫してきました。




■伊丹空港から直行便で屋久島空港へ。

ジェット機と思っていたら久々のプロペラ機「ATR42-600」48人乗り。

足下の広い「非常口」横の席が空いてるというので、

その席にしてもらいました。

前から2列目で空席の1列目とは向かい合わせです。

ゆったりと過ごせました。

■屋久島空港ターミナルビルは

関連施設を含めても幅約20m、長さ約100mの平屋。

飛行機に預けた荷物も手渡しです。

特に帰りは保安検査を通ってしまうと待合室にトイレがありません。

■さて、まずは

  千尋(せんぴろ)の滝

へ向かいます。

超巨大花崗岩の一枚岩は

千人の人が手を結んだ程大きいことから

「千尋」と名付けられました。

その横のV字谷に落ちる落差約60mの滝です。

ここで色々と面白写真を撮ってから、尾之間温泉の

  屋久島いわさきホテル

に向かいます。

国立公園愛のホテルですが、

ロビーは六階まで吹き抜けで屋久杉の巨大オブジェがあります。

どの階のエントランスからも洋上のアルプスと呼ばれるモッチョム岳や耳岳を間近に望めます、

反対側は東シナ海で、「臥蛇島」「口之島」「中之島」「諏訪之瀬島(すわのせじま)」等

  トカラ列島

を眺めることができます。

屋内プール、フィットネスと施設も充実。

30万坪の広大な敷地を電動カートで散策することも出来ます。

元々植物園だったそうで、園内には、ぽんかん園やたんかん園、自然の滝もあります。

さらに、温泉があるのが最高です。




■ホテルの夕食は和洋折衷の会石料理。

  屋久島名産飛魚のつけあげ

は、屋久島近海で獲れたトビウオをすりつぶして作った

「つけあげ」と呼ばれるさつま揚げの仲間で、

屋久島のソウルフードだそうです。

アロエの刺身も珍しかったですね。

生ビールを飲んだ後、

指宿市「白露酒造」の

  十年貯蔵焼酎「福蔵」

をロックで戴きました。

あっさりした舌触りで匂いもきつくなく呑みやすい焼酎でした。

その次は物珍しさから

  薩摩黒千代香

を選びました。

焼酎「白露」と水を5:5で割、一晩寝かせたそうで、

平たい土瓶に入って出てきました。

「ちょか(千代香)」とは、

鹿児島に伝わる陶磁器の土瓶のことで「ぬる燗」でした。

30度の「福蔵」をロックで呑んだ後なので、

25度の「白露」を5:5に割ったので、少々頼りなく感じました。

■ホール係の方の名札を見るとカタカナだったので

 「日本語上手ですね。お国は何処ですか?」

と尋ねると、ベトナムとのことでした。

今やホテルには欠かせない方達です。




屋久島一周

■ガイドさんからは、

「ホテルを少し下ると朝日が見える展望台がある」

と聞いていました。が、ホテルからも見えるだろうと調べると、

日の出方向はホテルの東側面。

上手い具合に廊下の突き当たりに大きな窓があります。

翌朝、日の出時刻に行くと真正面に、

茜さす海上から日の出を拝むことが出来ました。

■屋久島二日目、時計回りで屋久島を一周します。

車窓からはトカラ列島が時々顔を覗かせます。

最初のポイントは

  大川(おおこ)の滝

「日本の滝100選」にも選ばれている屋久島最大級の滝です。

県道でバスから降りてぐるっと回って県道の下をくぐり、

しばらく進むと落差88メートルの大滝が現れ、

滝つぼ近くまで行くことができます。

残念ながら雨が少なく水量が半分程になっており、

滝の幅も半分になっていました。

■さあ次は「世界遺産」の区域に入ります。

  西部林道

は道幅も狭く、対向車と離合するには

どちらかがバックしなければなりません

そのため、今日のバスは昨日より小さな、正席21人の「小型バス」です。

さらに、何回も、バスが徐行したり止まったりします。

原因は道路中央でひなたぼっこや毛繕いをするお猿さん。

鹿も頻繁に現れます。

途中、10分ほど林道を散策しました。

■「西部林道」を抜け、

眼下に「屋久島灯台」を眺めながら

  永田いなか浜

に到着しました。

ウミガメの産卵地で、1キロ弱の砂浜が続きます。

この日は超の付く快晴で

「永田いなか浜」からも次に訪れた「東シナ海展望所」からも、

「口永良部島」「黒島」噴煙の上がる「硫黄島」

そして「竹島」が望めました。

さらに右にはかすかに「開聞岳」を望むことも出来ました。


大川(おおこ)の滝
永田いなか浜
口永良部島 硫黄島
永田いなか浜 屋久島灯台


■昼食後、バスは何度もお猿さんに遭遇しながら山道を登り

  白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)

に到着。まず、

  憩いの大岩

で岩登り。

  飛流おとし

の滝の横をさらに登ります。

しかし、残念ながら吊り橋が壊れていて路は途中で通行止め。

映画『もののけ姫』の森のモデルとされ、

苔がびっしりと生えた幻想的なエリア

  苔むす森

へは大回りをしないと行くことが出来ません。

コースとしては「弥生杉コース」を歩きました。

  弥生杉

は推定樹齢3000年以上、樹高約26m、幹周約8.1m。

江戸時代の伐採から逃れ、

1966(昭和41)年に発見された立派な屋久杉ですが、

2024年9月の台風10号の影響で折れてしまいました。

■ホテルに戻り温泉に浸かってからホテル5階のエントランスから日の入りを撮影しました。

前日も撮ったのですが少し雲がかかっていたので再挑戦です。

トカラ列島の「臥蛇島」「口之島」「中之島」「諏訪之瀬島」が

夕日に照らされた海上に黒く浮かび上がっています。

夕日は「口之島」の右肩にゆっくりと沈んで行きました。


飛流おとし
弥生杉
気根杉
口之島に沈む夕日/左は中之島(屋久島から望む)


■夕食は前菜から始まって〆の水菓子まで会席料理。

中でも薩摩半島枕崎産の鰹のたたきは、

分厚くニンニクもたっぷりで美味でした。

ご飯、香の物と一緒に出てきた

  亀の手味噌汁

には驚きました。

相方は「『亀の手』や!」と少し引いていましたが、

ホール係の人が

  「貝ですよ」

と教えてくれました。

後で調べると、貝のようですが「フジツボ」の仲間で、

エビやカニと同類の甲殻類とのことでした。

「磯の珍味」とも言われる食材だそうです。

料理教室の先生に写真をラインで送ると、ちゃんとご存じでした。

■酒は「神木の香り」をロックで。

麦焼酎を屋久杉の樽の中でゆっくりと貯蔵熟成させた「白露酒造」の焼酎です。

吉野杉の樽酒(長龍酒造)は呑んだことはありますが、

屋久杉の香る焼酎は初めてです。

次に日本酒を頼みましたが、地酒は無く、

灘・大関の創始者の名を冠した「大坂屋長兵衛」を美味しく頂戴しました。

昨夜、私がホール係に声を掛けたので、今日は相方が

  「日本語上手ですね。お国は何処ですか?」

と尋ねました。

名札を確認出来なかったし、

異国情緒のある顔でも無かったので不安でしたが・・・。

すると、照れくさそうに、

  「僕、生まれも育ちも鹿児島なんです。」


亀の手


紀元杉とヤクスギランド散策

■最終日は推定樹齢約3000年の

  紀元杉

小規模な散策路があり、周囲を一周することが出来ます。

その後、「ヤクスギランド」に移動し、自然林を満喫しました。

屋久杉は直径1mで樹齢が約1000年だそうで、

至る所で見ることができます。

しかし、殆どは江戸時代に伐採されたもので、

地上2〜3mのところで切られています。

良質の「屋久杉」を斧で切り倒すため上の方で切ったそうです。


紀元杉


■江戸時代、薩摩藩への年貢を納めるため屋久杉伐採が行われました。

屋久杉の用途は、主に平木(屋根の材料) 用であったため、

割れ易い木を選んで加工し易い部分のみを利用しました。

そのため材木として利用される量はほんのわずか。

利用されなかった枝や幹、根株は林内に放置されました。

屋久杉は樹脂を非常に多く含んでいるため、

200〜300年たった現在でも腐ることなく残っています。

現在、これらの残材を「土埋木(どまいぼく)」と称して林内から搬出し、

貴重な屋久杉工芸品として利用しています。

幕末までに屋久杉の5〜7割が失われたと推定されています。

現在見られる縄文杉などの巨木は、

利用価値がないとされた不整形なものが残った結果だそうです。


倒木を削って歩道にしている 清涼橋
くぐり杉
太忠岳/標高1,497m/山頂に高さ40mの「天柱石」


■これだけ鹿や猿が多いと、「ヤマヒル」が居るのでは、

と思っていましたが、やはり。

ガイドさんお話によると、

森の中には「ヒル」が居るとのこと。

遊歩道から外れたり、積もった枯れ葉を踏んで長時間たたずむと

ヒルにかまれるそうです。

ヤマヒルって??

まだご存じない方はこちらをご覧下さい。

  ヤマヒルについて/オリジナルホームページ

    ヤマビル対策/第1章 吸血虫との戦い

■昼食後、土産もん屋さんにて。

旅行で親しくなった人達が、ウミガメのぬいぐるみの手を取りながら

 「夕べ食べた『亀の手』やん」

と言っていたので、思わず

 「その亀じゃないですよ。フジツボの一種らしいです」

と昔から知ってたかのようなアドバイスです。


かたぎりさん/地魚の漬け丼 縄文牛のすき焼き風
片桐さんお隣の「武田館」/箸置きと亀の子のお菓子を購入


INFORMATION

関連情報

■屋久島観光協会

オフィシャルサイト(外部リンク)

■屋久島いわさきホテル

オフィシャルサイト(外部リンク)

■ヤマヒルについて/オリジナルホームページ

ヤマビル対策/第1章 吸血虫との戦い



今回のお土産





▼前(醍醐寺 /次(2026初詣)▲

ちょっとお出かけ・TOP

「ご近所紹介」へ戻る

ホ−ムペ−ジへ戻る

下のボタンを押すとご覧のページを
facebookシェアーすることが出来ます