■ナビに従って、
車一台しか通れないような山道を
ため池に沿って登っていくと
開けたところに駐車場がありました。
千利休、古田織部とともに
日本三大茶人としても名高い
小室城主・小堀遠州
の菩提を弔うため、江戸時代前期、
大徳寺から僧円恵を招き開山した
臨済宗大徳寺派のお寺です。
遠州が建立した孤篷庵にちなんで、
近江孤篷庵
と呼ばれています。
■小堀家の菩提寺でしたが、
江戸時代後期、小堀家は改易となり、
明治維新後無住のままに荒廃していました。
|
|
|
|
■昭和40年(1965)に再建され、
庭も補修整備されました。
庭園は、本堂南にある簡素な石組の枯山水と、
東に面した池泉回遊式庭園があり、
県の名勝に指定されています。
自然の地形を活かし、
近江八景を模したといわれます。
春はツツジ、5月は新緑、
秋は紅葉が美しい、ひっそりしたお寺です。
訪れたときには、庭園の苔の中に
イブキリンドウ
の花が一面に咲いていました。
■私達は、南の方(ため池)からアクセスしましたが、
素盞鳴命神社
の方から入った方が道が良いと思います。
|
|
|
|